鯉の給餌量計算機 — 水温・サイズ別1日の給餌量 | 池計算機

無料の鯉給餌量計算機。魚の数、平均体長、水温を入力して、正確な1日の給餌量と給餌スケジュールを算出します。

この計算機の機能

魚の数、平均体長、現在の水温を入力してください。体重は標準的な錦鯉の体型係数 (K=1/1650≈0.000606) を用いて体長から推定します: 12インチ → 1.05 lbs、18インチ → 3.53 lbs、24インチ → 8.38 lbs。

使い方

  1. 給餌率は水温で決まります。50°F (10°C) を下回ったら給餌を完全に停止してください — 錦鯉の消化はほぼ止まり、残餌が腐敗して水を汚します。最適温度は68〜74°F (20〜23°C) で、1日体重の2%を3回に分けて与えます。
  2. 82°F (28°C) を超えたら給餌量を0.5 %まで減らしてください — 高温水は酸素が少なく、過剰給餌は魚にストレスを与えます。残餌は必ず5分後に取り除いてください。

計算例

錦鯉1匹(1kg)水温20°C — 活発な成長期

日給餌量 = 1kg × 2.5% = 25g;1回8〜12gを2〜3回に分けて給餌

1回約10gを1日2〜3回給餌。食べ残しは5分以内に取り除きアンモニア急増を防いでください。

小型池 — 錦鯉5匹平均500g、水温25°C

総魚体重 = 5 × 0.5kg = 2.5kg;3%給餌で日75g;3〜4回に分け1回約20g

25°Cは代謝ピーク時期 — 3%給餌+高タンパク(38〜40%)ペレットを1日3〜4回与えましょう。

春の移行期 — 錦鯉20匹平均1.5kg、水温12°C→16°Cに上昇中

総魚体重 = 30kg;12°Cで給餌停止;16°Cでふすま(小麦胚芽)フードを0.5% = 150g/日

12〜14°Cでは2日に1回少量の小麦胚芽フードから開始。15°C超で徐々に増量、18°C超で通常フードへ切替。

クイックリファレンス

10°C未満給餌停止 — 消化機能が停止する
10〜15°C小麦胚芽フードのみ、3〜5日に1回
15〜18°C小麦胚芽フード、1日1回、魚体重の0.5〜1%
18〜25°C通常フード、1日2〜3回、魚体重の2〜3%
25〜30°C高タンパクフード(38〜40%)、1日3〜4回
30°C超給餌を減らすか停止 — 高温ストレスで消化機能が低下

よくある失敗

水温10°C未満でも給餌を続ける

低温では消化できず腸内で腐敗→アンモニア急増→細菌感染による病気

水温計で毎回確認し、秋〜春は朝に水温を測ってから給餌判断をしてください

年間を通じて同量の給餌

食べ残しがアンモニア・亜硝酸に分解され、慢性的な水質悪化と疾病の主因となります

5分ルール:5分以内に食べきれる量だけ与え、残ったらすぐに取り除く

秋でも高タンパクフードを使い続ける

水温15°C以下では高タンパク飼料の消化が不完全で肝臓・腎臓に負担がかかる

水温18°C以下になったら小麦胚芽フードに切り替え、10°C以下では給餌を完全停止

全魚体重ではなく匹数で給餌量を計算

個体差が大きいと給餌量が偏り、小型個体が低栄養・大型個体が過食になる

全匹の魚体重合計に対して2〜3%で給餌量を算出する

日本の錦鯉飼育における注意事項

日本では関東以北で11月〜3月の約5ヶ月間、水温が10°C以下になることが多く、全日本愛鱗会(AJGFA)は10月中旬から小麦胚芽フードへの切り替えを推奨しています。新潟県の山古志村など豪雪地帯の鯉師は冬期間の5ヶ月近く無給餌で飼育しており、これが独自の錦鯉文化の一部です。夏の梅雨明け後(7月下旬〜8月)は水温が30°C超になりやすく、給餌量を減らして水質管理を強化する必要があります。東日本(50Hz)と西日本(60Hz)で給餌タイマーの動作確認を行ってください。

よくある質問 (FAQ)

錦鯉には1日どれくらい餌を与えるべきですか?

最適水温20–23°Cでは1日の給餌量を総体重の1.5–2%とし、3回に分けて与えます。15–19°Cでは1%・2回に減らし、10°C以下では給餌を完全に止めてください——錦鯉の消化機能がほぼ停止します。

体長から錦鯉の体重をどう推定しますか?

体型係数を使った目安式:体重(kg) ≈ 体長(cm)³ ÷ 10,000,000。例えば30cmの錦鯉は約0.27kg、45cmは約0.91kg、60cmは約2.16kgです。体型が良い個体はこれより重くなる場合があります。

錦鯉に1日何回餌を与えるべきですか?

水温20–28°Cでは1日3回が適切です。15–19°Cでは2回に減らし、15°C以下では1回で十分です。10°C以下になったら春まで給餌を完全に中止してください。

錦鯉に過剰給餌するとどうなりますか?

食べ残しが分解されてアンモニアや亜硝酸塩が急上昇し、魚にストレスや死亡をもたらします。過剰な栄養分はアオコの発生も促します。給餌後5分以内に残った餌は必ず取り除いてください。